プロフィール

自己紹介：山内　美代子（やまうち　みよこ）

60代の鍼灸マッサージ師です。

長年、身体科学の現場に勤め、
また、身体と心、精神に関わる
さまざまな経験を経てきました。

前職では、大学の研究室（運動生理学）に
長年勤務していました。

仕事で関わっていたのは、
生きて動く身体の精巧なメカニズムを解明すること、動くことでヒトの生きる質〈quality of life〉、
パフォーマンスをたすけようとする基礎・応用研究と、それを目の前の一人一人に合わせて活かす実践への橋渡し。

一方で、心身のバランスを崩したり、
手術を受けた後の変調にも悩まされた日々。

さまざまな治療や身体技法を試みるなかで、
身体の状態が変わると心もちも変わり、
生活の景色が変わる経験が重なりました。

研究の重要性も身にしみて、
それでも研究の場から現場に出て、
直接に人に、身体に関わりたい
という想いが募りました。

仕事のかたわら、
心身に関わる知識と手技のトレーニング・経験を積んだのち、国家資格取得のための再びの学生生活を経て、後半生の仕事として鍼灸マッサージ師に転じました。

お身体の声に真摯に耳を澄まし、
温かく触れ、
さらに学び続けながら、
お一人お一人に向き合っています。

身体や心の曲がり角のときに、
深くくつろいで、
身体を調えるひとときを取り入れていただけたら。

感覚的な癒しだけではなく、
身体科学のベースを活かし、
古から現代の知恵を探究しながら、
よりシンプルに適切に、
身体を介して生きること・生〈life〉を愉しむことを
たすけるプロとして働けたら。

身近な「かかりつけ鍼灸マッサージ師」として、
出会えた方の今日とこれからに伴走できますようにと願っています。

RAJI

古いインドのことばで「王、女王」を意味します。
尊厳と優美さをもって人々を援け、統治する者。
そのように生を生き切っていけますように。

略歴

1960年生まれ。父の転勤に伴って北海道〜宮崎まで各地を転居。
主に熊本県熊本市、上益城郡益城町で小学校〜高校時代を過ごす。
大学進学で福岡市へ。福岡は人生で最も長い年月を過ごした愛しい街。
ときどき阿蘇に行かなければエネルギーが枯渇してしまう九州人。

学歴

熊本県立熊本高等学校　卒業
九州大学農学部農芸化学科　卒業
東京医療専門学校鍼灸マッサージ科　卒業
佛教大学文学部仏教学科　中退

職歴

福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室／身体活動研究所　技師
訪問鍼灸マッサージ院、鍼灸院、デイサービス等での施術経験を経て出張専門開業

主な研修歴

東京有明医療大学附属鍼灸センター　研修生
日本伝統医学研修センター　研修生

免許・資格

国家資格・免許

厚生労働大臣免許　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師

その他（一部抜粋）

せんねん灸セルフケアサポーター
日本スロージョギング協会　スロージョギング®︎アドバンス
日本スウェーデン福祉研究所　タクティール®︎ケアI認定
エフェクティブタッチ®︎認定ボディセラピスト
OSHOアクティブ瞑想・瞑想セラピーファシリテーター
フランクリンメソッドエジュケーター
日本アロマ環境協会　アロマテラピー検定１級
機能的骨盤底筋エクササイズpfilates認定インストラクター国際資格
東京都健康長寿医療センター　介護予防運動指導員
介護職員初任者研修課程修了
普通救命講習修了

所属

出版物

高宮城直子,山内美代子,他. 更年期からスタートする人生100年時代の身体づくり: ホルモンの秘密とがんばらないセルフケア. Kindle 2022　https://amzn.to/41bjvcR

翻訳・学会発表

関心を持ち、関わってきた分野を分かち合うために、データベース等で公開されている情報を記します：

鍼灸学

山内美代子, 藤田洋輔, 小橋智子, 藤田晶子, 船水隆広, 小川裕雄, 齊藤秀樹, 坂本歩. (2016). 手指・手掌による接触刺激が自律機能に及ぼす影響 – 押手操作での「触れる」要素の生理的検討. 全日本鍼灸学会雑誌,66 (S1), 294.

アドラー心理学

酒井朋子, 山内美代子. (2001). 翻訳ライフスタイル (3). アドレリアン, 15(2), 142-148.
Bernard H.Shulman（バーナード・Ｈ・シャルマン）, 岸見一郎, ダイアン・リマー, 酒井朋子, 山内美代子. (2001). 記録・訳 Fandamentals of Adlerian Psychology（アドラー心理学の基礎）―第17回日本アドラー心理学会総会　講演記録―. アドレリアン, 15(1),1-32.
酒井朋子, 山内美代子. (2001). 翻訳ライフスタイル (2). アドレリアン, 15(1), 51-57.
酒井朋子, 山内美代子. (2000). 翻訳ライフスタイル (1). アドレリアン, 14(2), 127-134.

運動生理学

分担翻訳　Wilfried Kindermann, Richard Rost (著) 荒川規矩男他 (翻訳). 高血圧とスポーツ―運動療法による高血圧の改善. 杏林書院 2002
分担翻訳　Tim Noakes (原著), 日本ランニング学会 (翻訳)ランニング事典. 大修館書店 1994

山内美代子, 河村邦彦, 桧垣靖樹, 進藤宗洋, & 田中宏暁. (1992). 32. 女子中・長距離選手の LT, OBLA スピードと競技成績との関係. 体力科學, 41(6), 666.
山内美代子, 岩本英明, 田中守, 田中宏暁, & 進藤宗洋. (1991). グランド走により測定した OBLA 相当の走行スピードと競技記録との関係: 一流長距離選手について. 体力科學, 40(6), 880.
山内美代子, 田中宏暁, 田中守, & 進藤宗洋. (1987). 64. 長時間運動時の血漿 β-エンドルフィン濃度の変動について: 運動生理学的研究 I: 第 42 回日本体力医学会大会. 体力科學, 36(6), 400.
山内美代子, 田中宏暁, 田中守, 進藤宗洋, 山本勝昭, & 徳島了. (1986). 38. 運動強度・持続時間と血漿 β-エンドルフィン, ACTH 及びカテコールアミン濃度との関連: 運動生理学的研究 I: 第 41 回日本体力医学会大会. 体力科學, 35(6), 336.

他　共著多数