二十四節気|秋分|承山

22日、秋分の日でした。
台風接近の影響もあって、ことりと落ちるように季節の移ろいを感じます。
秋分のツボ、「承山(しょうざん)」が提案されています。
脚の後ろ側、アキレス腱から上がっていって、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)のもりっとしたところにぶつかる境目のところです。
この場所からもわかる通り、脚の疲れや脚がつるようなときにも、よく使うツボです。
ただ、身体の後ろ側って、セルフお灸はやりにくい場所ですね。
うつ伏せになって、ご家族が手伝ってくれる時にはいいのですが、自分でお灸する時には、すねの横側(外側でも内側でも)のふくらはぎのキワのあたりとか、くるぶしの周り(外側でも内側でも)にも、脚などの症状を軽減してくれるツボたちもあります。
お灸以外にも、皮膚と筋肉の間に振動が伝わるような、やさしく撫でるようなタッチもいいです。
特に今年の烈しい暑さのあとでは、熱のこもった身体を、そっと労って着地させていくようにケアしてあげたいです。
なにより、ふくらはぎが緩やかに動くようなリズミカルな運動も、とてもいいセルフケアです。
その場で縦揺れするようなバウンスやシェイク、その場足踏み、スロージョギングなど、軽やかなエクササイズも、身体がよろこぶケアになりそうです。